筋肉痛でも心臓痛は起こり得る
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心臓に痛みを感じると誰でも不安に思ってしまうものです。それは心臓が体にとって重要な臓器であり、
替えの利かないものであると分かっているからで、実際に心臓痛を感じた時、多くの方は心臓の病気を
疑ってしまうようです。近年生活習慣病に対する意識が高まってきていることや年々心臓の病気が原因で
亡くなる方が増えていることも原因の一つかもしれません。
しかし、心臓の病気が原因でなくとも心臓痛を感じるケースはあり、実際に診察に訪れる方の中にも
別の理由によるという方は多いようです。全部が全部とは言えませんが、体を動かした時や何かに
触れた際に感じる心臓痛は、たいてい心臓自体に問題があるわけではなく、表面的な痛みの場合が多いと
言われています。
意外に思われるかもしれませんが、心臓痛は筋肉痛が原因でも感じることがあるのです。
例えば、普段運動をあまりしない方が急に激しい運動をした場合、全身の筋肉が急激に疲労を起こしますし、
咳が長く続いた場合にも、肺の周りの筋肉が筋肉痛を起こす場合があります。
またインフルエンザなどのウイルスが原因で筋肉痛を起こすこともあり、それがあたかも心臓痛で
あるかのように錯覚することもあるのです。
こうした症状の場合、筋肉痛が治まることで心臓痛も治まるため、まずは筋肉を休息させることが大切です。
個人差はありますが、たいていの場合2日くらいで筋肉は正常に戻るので、心臓痛自体も短期間で治まります。
このように心臓痛は筋肉痛からでも感じることがあり、痛みを感じたからといって必ず病気である
というわけではありません。
確かに心臓痛の原因が心臓にあり、すぐに処置を施した方が良いという場合もあります。
ですが、まずは自分の行動を振り返ってみて思い当たる原因があるかを探ってみることが大切です。
どの病気にも言えることですが、必要以上に不安になったり、焦ったりすることは良くないので、
落ち着いて見定めることが重要だと思います。