子供の心臓痛の難しさ




心臓痛は主に年配の方が訴える症状と思われるかもしれませんが、大人に限らず子供も心臓痛を感じ、
悩まされるケースがあります。子供ながらにして心臓に疾患を抱えてしまったということもあるでしょうし、
精神的な問題から心臓痛を感じるようになってしまったケースもあるようです。


心理的な原因が身体的な症状として現れる病気のことを「心身症」と呼びますが、
最近ではこうした子供が増えているようです。以前はストレスを多く抱えた大人に多く見られる病気でしたが、
発達段階にある子供は、もともとストレスを受けやすく、加えて近年では生活環境からストレスに
接する機会が増えてしまったのが要因の一つとも考えられています。

また、子供によっては自分の気持ちを表現するのが上手くないこともあり、より精神的な問題を
抱えやすくしてしまう場合もあります。子供の心理的な問題をいかに取り除くかが重要なテーマで
あると言えます。


こうした心理的な要因が身体に症状として現れるのですが、発達段階によって症状が少し違ってくるようです。
幼児であってもこうした症状が出ることがあり、腹痛、便秘、下痢、食欲不振、喘息などの症状が
確認されています。また、チックや指しゃぶり、言葉の遅れなどといった行動面での影響も見られ、
成長に伴い徐々に分かりやすい形となって現れてきます。ある程度大きくなれば胸が痛い、お腹が痛いと
言葉で伝えられるようになりますが、できればそうした症状を訴える前に、問題をクリアにして
あげたいものです。

こうした心身症の症状は、生活環境を改善することで症状も改善させることができます。
しかし、子供であるため、その一方で身体の症状を緩和させることも重要になってきます。
子供の治療する上では心と体の両方を同時にケアしていくことが大切なのです。

(C) 2010 心臓痛から考えられる病気とは?