心臓痛を伴う病気「肺梗塞」




心臓痛を伴う病気は数多くあり、中には危険なものも多くあります。
その一つとして「肺梗塞」という病気が挙げられます。「梗塞」という名前がついていることからも
想像できる通り、静脈にできた血栓が肺動脈を詰まらせて、血液の循環を阻害してしまう病気です。
血液に含まれている栄養が肺まで届かないため、心筋梗塞と同様に肺の組織死んでしまい、
そのため、心臓痛や呼吸困難といった症状を突然引き起こしてしいます。

静脈に血栓ができてしまうのは、血液の流れが悪くなっていることが主な原因となります。
生活習慣などの影響により血液が粘性を持ってしまうことも要因の一つですが、長時間に渡って
同じ姿勢を取ることでも血栓はできてしまうので、寝たきりの状態が続いている場合や手術後の安静期間を
過ごす際には注意が必要です。実際、手術後に肺梗塞を起こさないように、欧米では積極的に
対策が施されているようです。

また、飛行機に乗る場合も気をつけておいたほうが良いでしょう。いわゆる「エコノミー症候群」というもので、
国内を移動する分には特に気にすることもないと思いますが、海外旅行などで長時間座っている場合だと、
静脈が椅子に圧迫されて血栓ができやすくなります。

先程も少し触れましたが、肺梗塞の症状としては二つあり、「胸部の痛み」と「呼吸困難」が挙げられます。
胸部の痛みは心臓痛と感じることが多いようなので、参考にしておいた方が良いでしょう。
そしてより問題なのが二つ目の「呼吸困難」です。肺の機能が低下し、息苦しくなってしまうため、
必然的に呼吸の回数が増え、「頻呼吸」という過剰に呼吸をする状態になってしまいます。
もちろんそのまま放置すれば大変危険です。

肺梗塞は突如として心臓痛や呼吸困難と共に現れるのが特徴で、場合によってはそのまま死に至る
ケースもあるようです。ですから、何か思い当たるような異変を感じた場合は、早目に検査を
受けるようにすることがとても大切です。

(C) 2010 心臓痛から考えられる病気とは?