心臓痛と「心筋炎」の危険性




心臓痛の原因が心臓にある場合はより危険だと言えます。その中の一つに「心筋炎」という病気があります。
その名の通り心臓の筋肉が炎症を起こす病気なのですが、炎症の広がりに伴い心臓の筋肉が壊れていきますので、
機能は低下していきます。
そのため症状が悪化し、重篤な状態ともなると不整脈や心不全などを引き起こし、死に至るケースも
稀に起こるようなので、注意が必要となります。

また、心臓痛の現れるタイミングが他の病気と違い、割りと病気が進行してから現れます。
心臓痛は病気を把握するためのサインとして役立ちますが、病気によっては心臓痛が起こる頃には
初期症状を過ぎているというものもありますので、この点についても注意が必要です。

心筋炎の場合、まず風邪と同じような咳や頭痛、嘔吐や下痢といった消化器系の症状が現れ、
それから動悸や心臓痛などの症状が現れます。心筋炎の場合にこうした段階を踏んでから心臓痛が
現れるのには理由があり、風邪のウイルスの一種が心筋炎の原因となっているからです。
一般的にも有名なインフルエンザウイルスやアデノウイルスなどがこうした症状を引き起こすのですが、
風邪の症状と似ているため、見過ごされる病気でもあるので注意が必要です。
心臓痛がなくとも、異常なダルさや息苦しさを覚えたり、普段よりドクドク感を感じるようでしたら
医師の診察を受けるようにしましょう。

こうした場合自己治療するのはかなり危険です。例えば、総合感冒薬や鎮痛解熱剤などの
一般的な風邪薬を服用することが考えられますが、含まれている成分によっては心筋の破壊を
促してしまう危険性もあるため、くれぐれも安易な自己判断せず、医療機関を訪れるようにしましょう。

(C) 2010 心臓痛から考えられる病気とは?